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ヨシ原を再生して自然豊な川にしていこうという
長良川ヨシ原再生工事プロジェクトに関与させていただきました。
現場近くにあるヨシ群落をそのまま移植する方法はないか?
たどり着いた結果は、植物群移植工法(表土移植・移設工法)でした。
植物群移植工法は、植物群落を土壌ごと重機で移植する工法で、
土壌中の埋土種子や微生物等の現地生物群をそのまま移植でき、
また対象植物の移植による傷みをできるだけ軽減した工法です。
中部地区では初の試みとなります。
大雨による増水、季節風などによる影響等・・・
定着するまで心配は尽きませんでした。
移植直後
移植1年後
施工1年後、見事なヨシ原再生となってました!
表層土を移植しているため、定着も生長も早いですね。
貴重種などの移植にも効果的です。
【山口・三島】
先日のブログで浮島型カメ捕獲装置(かめぽちゃ)公開引き上げをご紹介させていただきました。
その結果をお知らせします。
引き上げ前から、カメがたくさんいる事が分かりますね~。
入ってくれている事に対して、安堵感はありますが・・・、
とても複雑な気持ちです。
今回の捕獲装置に入っていたカメの数は、180匹でした!
1日平均8匹が捕獲されている結果です。
鵜戸川では昨年も同様に設置しているので、
引き上げ成果を昨年と比較してみました。
今回は予想以上にクサガメが入っていました。
過去の浮島型カメ捕獲装置の実績はこちらからご覧いただけます。
ご興味のある方はお問合せ下さい。
【山口・三島】
2017年10月8日(日)に「鵜戸川釣り大会」が行われます。
釣りを楽しみながら生態系も知ってもらおうというイベントです。
このイベントの中で、昨年に引続き、カメ捕獲装置の公開引き上げが行われます。
中々見られない引き上げ直後の様子を見に、
ご興味ある方は是非お越し下さい!
場所:愛知県愛西市 愛西市役所立田庁舎東側 鵜戸川
写真は、2017年9月15日に設置してから約2周間後の様子です。
分かりにくいですが、既にアカミミガメ(ミドリガメ)が入っていますよ~。
昨年は200匹を超える捕獲数でしたが、今年はどうなるか楽しみです。
【耳より情報】
浮島型カメ捕獲装置(かめぽちゃ)に茶色の新色が登場。
景観に馴染みやすい色となりました。
【山口勉】