2015/01/21(水)稲わらの活用方法 ~マルチング材~

わたしたちは稲わらを植樹した苗木のマルチング材として使用してきました。

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自然の森では「落ち葉」という天然のマルチング材があります。
苗木を植えるという新規に創出された森では稲わらがこれに代わる役割を果たすのです。

稲わらにはマルチング材として次のような機能があります。

・保湿効果:土壌水分の蒸発を抑制し、適度に保湿します。
・保温・断熱効果:内部の空洞が冬季の寒冷,夏の熱射を緩和します。
・雑草防止:地表面への日射を遮ることで雑草の発生を抑制します。
・表土流出防止:傾斜地などで雨水によって表土が流れ出ることを防止します。
・生分解性:1~2年で微生物によって分解されると、肥やしとなり土を豊かにします。

施用は4kg/㎡ほど用意し、斜面傾斜と直行するように敷きます。

小束のまま並べ、地表面が露出しないように小束同士は密着させます。

ワラ縄で抑え、竹杭、木杭などで固定し、飛散しないようにします。

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数あるマルチング材の中で、稲わらは最適な材料と言えます。

是非その効果を体感してください。



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