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緑の中に、小さな小さなピンクの蝶々が羽を広げて休んでいるように見える…
春になると、そんな光景が広がっているように見えるのが「カラスノエンドウ」です。
正式な和名は「ヤハズエンドウ」と言います。
種子が熟すと、黒く堅い鞘になることなどから、
「カラスノエンドウ」と名付けられたようですが、
その黒く堅い小さな鞘からパチンとはじけて種子が飛び出す様子は、
まるで鉄砲玉の様です。
先日大量に採取した植物体の上に、
種子が弾け飛ばない様、シートをかぶせていると、
早速、パチンパチンとはじける音が!!!
溜まった種子はいったん取り出し、
それ以外は鞘から直接種子を取り出す作業の繰り返し…
結構地味で根気のいる作業です(;-_-) =3
そうして精製したものを見てみると、
種子というよりは、小石に見えますね(笑)
調査・研究・鑑賞などなど…
用途は多々ありますが、
実は食用としても美味しく食べられる優秀雑草なので、
是非是非、試してみてはいかがでしょうか?
発芽試験をした中で、発芽率の低い種子がありました。
ナズナ、ヤエムグラ、ツユクサ、スズメノテッポウなどなど。
これらの種類は中々発芽しないため、お客様も困っているとのこと。
そこで休眠を打破させた種子の販売を検討します。
試験的でもありますが、ナズナ(200g)、ヤエムグラ(400g)、スズメノテッポウ(200g)、エロコログサ類(100g)を埋土しました!
発芽率が上がっていれば休眠打破種子として販売を開始したいと思います!
【東建介】
「種子が欲しいけど、発芽率はどうなの?」との声を多く頂きましたので、早速発芽試験を開始しました!
試験の状況を更新していきたいと思います。
今回はカラスノエンドウです。種皮は硬いため傷付け処理をしました。
傷付け無(左)は全く発芽しなかったのに対し、傷付け有(右)は発芽率30%となりました!
種子をすぐにお使いになる方向けに、傷付け処理サービスを始めてみるのも良いかも。
やってみると分かることが沢山あるものですね。
雑草のたねに関する御問合せお待ちしております!
【東建介】