2005/04/01(金)神奈川県 いたち川(紅葉橋)~植物群落の機能を活かす~
神奈川県いたち川は1993年3月ベストマンシ ステムが日本で初めて採用された河川です.紅葉橋付近ではベストマンパレット(ツルヨシ)は水の流れを制御するための植物による水制として導入されまし た. 施工地点には自然に形成された淵がありましたが,河川改修においてもこの淵を保存できるよ,置き石による水制工の設置などの配慮が行われています.施工は 水制の設置とその後の河川の応答を見ながら行われました.淵周辺に設置されたベストマンパレットは水の勢いを弱めると共に砂をトラップし,淵の維持に貢献 しています.
2005/01/25(火)千葉県 小野川
半年ぶりに現場に行ってみました.現場に行くときはいつも受験の結果発表の様にドキドキするものです.現場に行ってみると,青々とマコモが成長(しすぎるぐらい)していました.きっと,栄養塩が豊富にあるのでしょう.写真撮影をしていると,近くの橋から中学生の男の子と女の子が数名,こちらの方を指さしながら何やら話していました.そう言えば,植栽会をしたのは小学校6年生だったので,もしかしたらこのマコモを植栽した時の彼らかもしれません(私のことを怪しいおじさんであると話していたのかも(笑)). これまで,単調であった河川にちょっとした変化ができたので様々な生き物が定着していまいた.メダカやボラの子供,そしてナマズにウシガエルのオタマジャクシ.結構子供たちが遊びに来るようになったとのことでした.
[木村保夫]