2018/04/12(木)「雑草のたね」いざ出陣!
学会の企業展示コーナーで「雑草のたね」に係わる展示を行います。
実験研究用の種子を確保できない、種子の精製が大変といったお困り事なども是非この機会にご相談下さい。
さあ「雑草のたね」の初陣を飾ることができるのでしょうか!
ドキドキ。。。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております!
のぼりと鉢巻をした私が目印です。
日 時
2018年4月14日(土)および15日(日)場 所
東京農工大学府中キャンパス2号館1階および2階のオープンスペース内 容
「雑草のたね」に係わる商品の展示。□ 実験研究用にお使い頂ける精製種子(在来雑草および外来雑草)
□ 種子吹付け用の種子(メヒシバ等)
他
【東建介】
2018/04/02(月)ただ今、「ススキ」の種子(小穂)を精製してます。
ススキは治山事業を中心に法面緑化や造園工事で多く利用されてきました。
これまで流通していた多くのススキは外国産由来のススキでしたが様々な問題を含んでいたため、
今では外国産ススキの流通は見合わせている状況と伺っています。
一方、ススキは日本の国土形成や景観形成において欠かすことのできない植物の一つです。
当社では、先のブログに掲載させていただいたように、日本産ススキ種子の採取を行っています。
ススキの種子は果穂から小穂を取り外したものを利用しています(一次精製)。
当社においては種子の出荷は小穂の状態で行っております。
※更に果実の取り出しまでの精製は行っていません(二次精製)。
1グラム当りにどれだけの小穂があるかを数えてみました。
小穂はとても軽く綿毛がついているため、ちょっとした風で動いてしまうので、
細かい作業にため息もつけません(笑)。なかなか大変な作業でした。
小穂の量は、1グラムあたり、おおよそ1100粒でした。
数えながらよく小穂を観察すると、種子(果実)があるかないか分かってきます。
果穂を採るタイミングを逃すと既に中味がなかったり、
逆に早いと未熟だったり・・・奥深いです。
ススキのご入用はお気軽に問合せ下さい。
【山口・三島】
2018/03/30(金)日本産ススキ種子在庫リスト(採種地リスト)
2018/01/09(火)明けましておめでとうございます。
遅ばせながら2018年になり最初のブログ更新。
今年の干支は「イヌ」ですね。
なので、以前から疑問に思っていた「イヌ」と名のつく植物について
少し調べてみました。
イヌツゲ、イヌコリヤナギ、イヌタデ、イヌガヤ、イヌビエ・・・
樹木も草本も「イヌ」がつく植物は意外とあります。
名前の由来は、諸説あるようですが、
犬とは無関係なものが多く、似ているが違うという意味の「否(いな)」が
「イヌ」になったようです。
中にはイヌムギなど「犬」の意味をもつものもあります。
人は食べられないが犬が食すものとして「劣る」という意味で使われているようです。
名前の由来を調べてみるもの植物を覚え、身近に感じられる一つですね。
「イヌ」がつく雑草のたねも扱っておりますよ。
本年も宜しくお願い致します!
【山口・三島】