2009/04/21(火)兵庫県 加古川市兎ヶ池ため池改修工事事業 ~地元住民による地域性種苗(チガヤ)の植栽と堤体緑化~
2008/06/12(木)大阪府 今城塚古墳整備工事 チガヤによる墳丘法面緑化 ~史跡公園内における在来種緑化~
2008/03/11(火)大阪府 羽鷹池公園整備事業 ~クズ・セイタカアワダチソウ群落からチガヤ群落に~
2008/01/28(月)兵庫県 加古川護岸法面緑化事業 ~河川堤防法面におけるチガヤ群落整備に向けて~
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加古川の中流域にあたるここ兵庫県西脇地域は平成16年の台風23号により甚大な被害がもたらされた地域で、同年中に河川激甚災害対策特別緊急事業に指定され、平成17年から継続して河床掘削や堤防強化及び嵩上工事が進行中です。
堤防法面は図らずも工事後瞬く間に帰化植物やツル性植物に覆われてしまうといったケースが珍しくありませんが、ここ加古川の堤防法面でもそのような状況が至るところで見られます。
そんな中、堤体工事が竣工済みの一部区間においてチガヤを主体とした在来草本群落の整備への取組みが始まっています。そこで今回は2008年3月に施工したばかりのチガヤマットにスポットをあてて現場のご紹介させていただきます。
2007/03/10(土)奈良県 馬見丘陵公園内チガヤ草原整備事業 ~古墳・遺跡公園内における在来種緑化~
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馬見丘陵公園(うまみきゅうりょうこうえん)は、奈良県北葛城郡広陵町から北葛城郡河合町にまたがる、馬見丘陵古墳群(4-5世紀築造)と良好な自然環境を活か した広大な都市公園です。奈良県と言えば古墳・遺跡の数、そしてその規模の大きさで全国的に有名な地域で、同県内には国営飛鳥歴史公園(奈良県明日香村)を始め、数々の古墳公園が点在しています。
この馬見丘陵公園において今から遡る事4年前の2007年3月に、約1,000㎡の範囲にチガヤ草地創出を目指して、24,000株のルートボールミニの植栽が実施されました。
植栽地のすぐ脇には施工当時も今も変わらず大規模なセイタカアワダチソウ群落が拡がっていますが、計画的な刈取管理の下、セイタカアワダチソウに被圧されることなくチガヤを優占種とした美しい低層草原がしっかりと成立・維持されています。